今のあなたの食生活ではダメ!栄養についての知識をあなたに
どーも、しょうごです
>|html|
今回は栄養と食生活についての代償についてです。
||<
「栄養」についての勉強なんてしっかりしたことないですよね?
看護師はもちろん栄養士さんの中での常識を伝えていきます。
この常識を吸収する前と後では人生が大きく違いますよ!!!
ということで始め
食環境の乱れ
食べ物事態も栄養不足
前回は日本人は栄養不足というお話をしましたが、
なんと野菜や果物も栄養不足に陥っているんです!
(これはあまり知らなかったのではないでしょうか)
転倒に並んでる野菜は果物は、品種改良や農薬のおかげで色や形などの見栄えもよく、また、おいしくなりました。
しかし一方で、野菜や果物に含まれる栄養価が減少してしまっているという事実があります。
たとえば!
トマトは、甘いものを好む消費者が増えたことから、約20年前に酸味の元となるビタミンCの少ないトマトに品種改良されました。その結果、現在店頭に並ぶ
トマトは約20年前に比べてビタミンCの量が40mgから15mgに減少しています。
つまりビタミンCは3分の1に!!!!
これは一例としてトマトを挙げましたが、そのほかの野菜でも起きている事象です。
また我々の主食である米も栄養不足が起きています。
米を食べる時には、より美味しくするために玄米の胚芽の部分を取り除いて白米とします。
しかしながら、胚芽の中には、米種子である籾から稲に成長する際に必要な栄養素が多く含まれており、中でも私たちの健康維持に欠かせないミネラルが多く含まれています。
栄養バランス乱れによる代償
肥満とメタボリックシンドローム
肥満の原因は栄養バランスの乱れ
肥満の人の割合は、特に男性において年々増加傾向にあります。
その要因には現代人の栄養バランスの乱れがあることは明らかです。
食の欧米化による脂肪過多な食事や間食などは過剰なエネルギー摂取になり、肥満を招いてしまいます。
それだけでなく、実はビタミンやミネラルの不足も肥満につながる一因です。
現代人は、野菜や果物の摂取不足により、ビタミンやミネラルが不足しがちですが、ビタミンやミネラルは、糖質や脂質をエネルギーに変える上で欠かせない存在です。
そのため、ビタミンやミネラルが不足すると、
エネルギーに変換しきれなかったものが体脂肪となって蓄積されてしまうのです。
肥満にならないようにするには、栄養素をバランスよく摂ることがとても大切です。
肥満生活習慣病の原因
<日本人の死因>
第1位 がん
第2位 脳卒中
第3位 心臓病
よく耳にする疾患ですよね?
これら全てに肥満が深く関わっています。
糖尿病、高尿酸血症、高血圧、高脂血症、脂質異常症などの疾患は特に肥満と関わりの深い生活習慣病です。
また日本人は欧米人に比、より軽度の肥満でも生活習慣病になりやすいため、日本人の肥満の基準は欧米人よりも厳しく設定されています。
メタボリックシンドローム
肥満には皮下脂肪型と内臓脂肪型がありますが、内臓脂肪型の方が生活習慣病を引き起こしやすいことあわかってきました。
内臓脂肪による生活習慣病のリスクが高い状態として、「メタボリックシンドローム」がよく知られています。
「メタボリックシンドローム」とは、内臓周辺に脂肪がついてお腹が出てくる内臓脂肪型肥満に加え、
「①血清脂質異常」
「②血圧髙値」
「③高血糖」
のうち2つ以上を合併した状態をさします。
この状態を放置すると糖尿病や高血圧症といった生活習慣病を併発することになるため、内臓脂肪型肥満が疑われる方は注意が必要です。
なお、現在日本では、
男性 約4人に1人(23.6%)
女性 約10人に1人(9.1%)
が「メタボリックシンドロームが強く疑われる」
と診断されており、年齢が高くなるほど、その割合は増加しています。
メタボリックシンドロームの元になっている内臓脂肪はたまりやすく減りやすいという特徴があります。
食生活を改善して運動不足を解消することで減らすことができるので、内臓脂肪をためない生活習慣を心が掛けることが大切です。
脳卒中の原因
脳卒中の原因1つである高血圧症は、塩分摂取と関わりが深い病気であることがわかっています。
それは体の中に塩分が増えると、濃度を下げるために多量の水分が血管内に吸収されて血管が膨らみ血管内の圧力(血圧)があがるためです。
日本人の食塩摂取状況より、日本人は男女ともに塩分の摂り過ぎであることが明らかになっています。
これらの摂り過ぎた塩分を体の外に出すには野菜や果物に多く含まれるカリウムが作用するため、日常的に過剰な塩分の摂取を控えるとともに、野菜や果物を積極的に摂取することが大切です。
《日本人食塩摂取量・目標量》
男性 目標量・・・8g 摂取量・・・10.9g
女性 目標量・・・7g 摂取量・・・9.2g
がんの原因
野菜不足や脂肪過多、飲酒などの食生活の乱れは、がんの発症リスクを高めます。
大腸がんを例にとると、菜食主義者、肉類(特に保存・加工肉)や動物性脂肪の摂取量の少ない国や地域では発生率が低くなっています。
このことから欧米人に比較して日本人の大腸癌にかかるリスクは低いものの、アメリカなどに移住した日本人では白人並にリスクが上がることが知られています。
また、肥満は大腸癌のリスクを上げることが知られていることから、生活習慣には十分気をつける必要があります。
次回は実際に必要な栄養素がなんなのか
その種類などについて説明していきます!!!
ではではで